私は、山葵(わさび)が大好きです。
本わさびを擦って食べるのももちろん好きですし、普通の料理屋で食べる粉わさびも好きです。
あの独特の香りとツーンと鼻に抜ける感覚がたまりません。
わさび抜きで寿司や刺身を食べるのなんて考えられません。また、お肉や豆腐など、色々なものにわさびを使用しています。
そんな自称わさび大好き人間の私ですがこの前、会社の同僚に衝撃の事実を聞かされました。
はじめて聞いたときは、「わさび丼」と言うのはてっきりジョークだと思っていたのです。
でも、その後の会話の中で、わさび丼が本当に実在すること。数年前「孤独のグルメ」のいうドラマで紹介されて以来、結構有名であることなどを聞かされ、驚きと共に知らないことへの口惜しさが・・・
(だってドラマあんまり見てないので)
家に帰って早速ネットで調べてみると、結構「わさび丼」盛り上がっているじゃないですか。
「孤独のグルメ」に出てきた河津七滝(かわづななだる)と言う地名は頭にインプットしたものの当面静岡に行く予定はないし・・・。
とりあえず、現地へ行くのはまだ先の楽しみとして、自宅で作ることにしました。
さすがに常備してある粉わさびでは嫌なので、たまに買っている本わさびを購入します。
娘はわさびが全くダメなので、家族の夕飯にする訳にもいかず、飲んで帰った時の夜食にすることにします。
そして昨晩、ついにその夢がかないました。
かなり大きなわさびを優しく擦りおろします。
(愛用の山葵おろし器は気に入っていますが、これだけ大きなわさびだとちょっと疲れますね)
そして小ぶりなどんぶりにご飯をよそい、鰹節をふりかけたっぷりのわさびをのせます。そして少しだけ残しておいた下総醤油をかけて完成です。
美味い。マジ美味い!
やっぱ、俺わさびが好きだわ。
手間はかからないし、飲んだ後の締めのご飯は当分これですな。
生わさびの選び方と擦り方
良質のわさびを選ぶ4つのポイント
- 出来るだけ大きなもの。
- 根元から先端まで同じように太いもの。
- 緑色が鮮やかなもの。
- イボイボのある幹が詰まっているもの。
わさびを美味くするコツ
1.おろし金を用意する。
2.新鮮なわさびを用意する。
綺麗に洗います。土などが気になればブラシで良く落としてください。
3.わさびの茎を取る。
わさびは、ついつい茎をもって先端より擦りおろしたい所ですが、茎側から擦り落とした方が良いと言われています。(但し、一本を小分けして何度も擦るばあいは、先端から擦った方が香りが抜けないです)
茎を外側から1本ずつ丁寧にむしり取ります。わさびは金気を嫌いますので包丁で切り落とすことは避けましょう。
4.鮫皮おろし器に砂糖を少々振る。
砂糖を混ぜることにより、よりわさびの辛み成分が引き出されます。
5.擦りおろす。
茎を取った側から、擦りおろします。ポイントはゆっくり「の」の字を描くように空気を含ませながら優しく擦りおろすことです。
6.おろしたてを食す。
辛み成分が揮発してなくならないよう、新鮮なうちに食しましょう。
花わさび、葉わさび、茎わさびの醤油漬け
わさびの、通常擦りおろす部分は別名「芋」と呼ばれています。
わさびは「芋」だけが目立っていますが、実は、花わさび、葉わさび、茎わさびと言って、それぞれが美味しく調理されます。
その中でも私が大好きなのが、茎わさびの醤油漬けです。
これは、瓶詰で市販されているものより、断然自家製の方が美味いです。
春のシーズンのうちでも僅かな期間しか入手できませんが、手にさえ入れば調理はいたって簡単です。
お酒のおつまみには最高です。
美味しい本わさび、おすすめのわさびはどれか?
わさびは静岡県と長野県が二大産地として有名です。
わさび大好き人間を自負する私ですが、あらゆるわさびを食べ比べたわけではなく、わさびなら絶対ココがおすすめと言うほどではありません。
但し、スーパでは、小柄なものしか見かけませんので、やっぱり自然とネット購入で大きなものを選んでいます。
○本わさび一本
鮫皮おろしは必須のアイテムですよ。