40代も後半となり、37年ぶりに 歯のクリーニング に通っています。
思い起こせば歯のクリーニングなんて小学生以来。
「小学生で歯のクリーニングって少し早くない?」と言われるかもしれませんが、実は私『歯の健康優良児』ってやつに選ばれていたんですよ。
学校を代表して地区審査へと進むことになったのですが、審査に先立ち「歯医者さんでクリーニングをしてくると良いですよ」と言われたんです。
虫歯もないのに歯医者さんへ行って、しかもクリーニングは保険も効かず、当時親が嘆いていたのを思い出します。
当時の子供はとにかく虫歯が当たり前だったようで、「どうして虫歯がないの?」って不思議がられるような時代でした。
虫歯にならない秘訣などは何も浮かばず、親には「毎日おやつに煮干しかじっとるって答えとけば・・・」と言われ、聞かれたときはそう嘘を答えていました。
貧乏でしたが、流石にそこまでではなかったですけどね・・・
と、そんな訳で今日まで虫歯とは無縁だった私。
奥歯が痛くて歯医者で「親知らずですね」と言われるまで、親知らずが何なのかさえ良く解っていませんでした。
歯周病って恐ろしい?
親知らずって磨き残しになりやすいので、20歳前後で抜歯した方が良いらしいですね・・・
そして、抜歯した親知らずに黒いカスが付着しており、それが元でクリーニングに通っている訳です。
どうも虫歯にならない人は、歯周病になりやすいのだとか・・・
ドクターに聞いた話では、それは歯医者に通う機会がない事に起因するようです。
まさに私はいい例ですね。
全ての歯茎の歯周ポケットの長さを見てもらったところ、ひどいところは7ミリほどありました。
これってかなりヤバイ状態だそうで、ちなみに正常な状態は2ミリ以内みたい。
このまま放置して置いたら確実に歯が無くなっていくところでした。
結局、5回に分けて歯石の除去を行いました。もちろん保険適用で。
朝の口内のネバツキや口臭も、以前に比べて無くなった気がします。
歯が綺麗になるのって気持ちがいいもんですね。ハミガキの指導も受け、楽しく歯のケアをしています。
私が子供の頃習った歯の磨き方とはずいぶん変わったんですね・・・
良く海外ドラマなんかではエグゼクティブが歯のケアに歯科医を訪れるシーンがありますね。
日本ではビジネスマンに限らず、忙しさを理由に検診を怠っている人がほとんどでしょう。
私同様、余程痛くならない限り、歯医者さんへ出向く気にはならないのではないでしょうか。
そこで、私から対象者へのアドバイス
- 20歳前後になったら、親知らずの抜歯を考えよう。
- 例え痛みなどの自覚がなくても、歯の検診は定期的に通いましょう。
(歯周病は自覚がなく進行し、手遅れになった時は抜歯しかありませんよ)