空を眺めては、「あの鳥たちのように、いつか大空へ自由に羽ばたきたい」
私はそんな風に思う、ロマンティック少年でした。
(でもミミズや昆虫を食べるのだけは勘弁ですが)
子供たちは、皆、一様に空を飛びたい。そうに決まってます。(たぶん)
そう決めつける私は、家族旅行で気球体験をすることに決めました。
熱気球に乗れる場所を探そう
熱気球ってどうすれば乗れるのでしょうか?
わたし達一般人の素人が気球に乗れる場所は、日本中探してもそんなに多くはありません。
せっかくなら飛行機にも乗りたいと言う事で、旅行を兼ねて北海道に決めました。
一同興奮!? 熱気球初体験
熱気球は、見た目でイメージできるように非常に風に弱い乗り物です。そのため、天候などによってはフライトを中止する場合もあります。
また、同じく風の影響を受けにくいという理由で早朝の限られた時間のみ体験できます。
旅行中にも関わらず、まさかの早朝4時に起きた私たちは、フライト現場のニセコへと向かいました。
運よく、当日は風もなく、フライト出来るとの事。
とりあえず子供を無理やり起こした甲斐があり一安心です。
そして、一番到着の早かった我が家は一番にフライト出来ることに。
(超ラッキー)
そう、なにせ気球は順番待ちの状態で中止になる悲劇もあり得るのです。
まずは、気球に空気をためて加熱します。
結構、大きなバーナーがついています。
熱気球は「熱い空気は冷たい空気よりも軽い」と言う原理で浮いているのです。
そして、いよいよ大空へGO
待ちに待った瞬間です。(家族ワクワク)
徐々に浮かび上がる身体。
そして、遠のく大地・・・・見る見る小さくなる景色。
見る見る
あれ?小さくならない。
なんかイメージと違う。
そうなんです。気球と台地には、しっかりロープが。
今回、私たちが体験したのは「係留フライト」と呼ばれるタイプで、ロープにより地上としっかりつながれています。「飛ぶ」と言うよりは、「浮く」が正解で、せいぜい30mほどでしょうか。
観覧車でもビビる方には十分でしょうが、そうでない方には少々物足りないかも知れませんね。
何はともあれ、楽しい家族旅行でした。
本格的に気球を楽しみたい方は「フリーフライト」をおすすめします。
「熱気球フリーフライト」の場合は、気象条件が良ければ、高度1000mほどまで上昇します。遥かかなたの地平線まで見渡せる360°パノラマ。
静寂な中での独り占め空間に、家族一同感動の涙・・・間違いなしでしょう。(たぶん)
料金の目安
係留フライト:2,000~3,000円(1人)
フリーフライト:20,000(1人)~100,000円(かご貸切り)