ペットと暮らす。我が家のトイプードルに襲った悲劇!

暮らす

先日、某テレビで『熟年離婚されない為の方法』について紹介されていました。

 

いつから女性はこんなに逞しくなったのでしょうか・・・

きっと、誰かしらの情報操作に違いないと思いつつ、

いつ離婚を切り出されても不思議でないダメパパとしては、とっても興味津々の内容・・・

食い入るように見ておりましたが、答えは「ペットを飼う」ことだそうです。

 

なーんだ。それなら既にやっています。

うちには「トイプードル」と「カブトニオイガメ」がいます。

 

結婚依頼、我が家にはずっとペットがいまして、ワンちゃんはバーニーズマウンテンドッグにつづく2匹目の愛犬です。

 

「子はかすがい」と言いますが、子供が大きくなった今、夫婦のかすがいとなっているのは確かにペット達です。

言われて見れば、夫婦の危機(正確には私の危機)を救ってくれたのも一度や二度ではないでしょう。

 

そんな、守り神のような存在のワンちゃんですが、実は今、大きな病を抱えています。

 

ある日我が家に起こった悲劇

事件が起こったのは半年ほど前。

いつものように階段を駆け上がっていた愛犬が、急に「キャン!」という悲鳴とともに転がり始めたのです。

幸いすぐ後を歩いていましたので、2段ほどずり落ちただけで助けたのですが、どうもその後の様子がおかしい。

普通に歩こうとしているのだけど、下半身(後肢)が付いてこない感じです。

「骨折?」「骨にひび?」「脱臼?」そんな心配が真っ先に頭をよぎりました。

回復しそうな気配がないため、その日のうちに行きつけの動物病院へ。

 

診察の結果、疑われるのは「脳神経系疾患」とのこと。

どうも正常時に犬のとる動き(反射)が見られないなど、総合的に判断するとそのような診断となるようです。

確かに、脳からは「歩け」と指令が出ているのに、神経がどこかで遮断されている感じです。

犬も、とにかく訳が分からないようで、不安そうに見つめてきます。

 

そして、処置について迫られたのが下記の2択でした。

  1. 日本動物高度医療センター(JARMeC)への紹介
  2. 10日間程度の入院治療

脳神経については一刻を争う場合が多く、迅速な処置がその後に影響するようです。

 

「いずれの場合も完治する保証はない」という前置きではありましたが、出来るなら今まで通り自由に歩かせてあげたい・・・

そんな思いの中、実際頭に浮かんでしまうのは恥ずかしながら治療費のこと・・・

 

保険に入っていない為、予期せぬ出費が不安になります。

ちなみに日本動物高度医療センターへ出向いた場合、担当医の説明によるとおおよそ90万円ほどの金額になると思うとのこと。(実際は細かな明細も聞きましたが、症状により大幅に異なり100万円越えもあり得るとのこと)

 

一方、かかりつけ病院での入院治療でも10万円かかります。

こちらは、点滴※を行いながら経過を見る治療で、うまくいけば3日後くらいから、回復の兆しがみられるとの事です。

※ステロイドパルス療法(コハク酸メチルプレドニゾロンのパルス投与)、点滴薬剤投与

 

さんざん悩んだ結果、私たち家族が出した結論は、かかりつけ病院での入院。

 

いつもベッドで添い寝をし、旅行へ行くにもペット同伴で実行していた私たちにとって、愛犬のいない夜は未経験です。

入院中の10日間は重く、悲しく、とても不安な日々でした。

いつもは私の数倍パワフルな妻ですが、かってない落ち込みようでした。

 

そして、回復の兆しがようやく見られたのが、7日ほど経過してのこと。

ドラマさながら手をとって涙する瞬間でした。

元気にはなったけど不安は続く・・・

あれから半年、今では以前のように走ったりジャンプするなど、すっかり完治したように見えます。

 

但し、CT・MRIなどの精密検査は行っていませんので、正式な病名が椎間板ヘルニアなのかなんなのかも分らないままです。それはイコール再発の心配も抱えたままという事です。

 

病院へは、今でも一日おきにレーザー治療に通っています。

お薬も朝晩、飲ませています。

参考までに治療費は月3万円くらいです。

 

 

正直、負担は大きく、精密検査をしなかった判断がどうだったのか分かりません。

 

 

ただ、言えるのは、ペットを飼い始めたことの後悔はありません。

子供たちと同様、良い事も悪いことも含めて人生の一部となっています。

 

ただ、唯一後悔したのは「動物保険に入っときゃ良かったなー」ってことだけですね。

保険があれば、もっと違った選択肢もあったでしょう・・

 

 

動物保険に関しては、今更ですが私も今回初めて真剣に検討しました。

各社いろんなプランがあり、金額にもかなりの開きがあります。

 

どれがおすすめなどとは言えませんが、下記は主だった動物保険10社以上の資料が一度に取り寄せ出来ますので、比較検討がしやすかったです。

保険スクエアbang!/ペット保険資料一括請求

 

こういうのって、自分には無関係だと思いたい気持ちと、見比べるのが面倒なのでついつい後回しになっていました・・

後で知ったのですが、動物病院で仲良くなった方のほとんどは、しっかり保険に入られていますね。

 

 

100万円くらい、さっと用意できる覚悟がない方は、動物保険についてじっくり考えた方が良いかもしれませんよ。

 

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