期待以上に好評だったので「冷風扇」紹介させて下さい。

冷風扇を購入してみました 暮らす

先日『冷風扇』なるものを購入しました。

記事にするつもりはなかったのですが、余りにも家族の評判が良かったので紹介させて下さい。

 

我が家は田舎で、夏でも長年クーラーなしで過ごせるようなところだったんですよ。

冬は雪が降って寒いんですけど、夏は避暑地になるような涼しいところです。

実際少し奥へ行けば、別荘地も並ぶような環境。

 

ところが10年ほど前から、温暖化の影響なのか、この辺りも随分暑くなりました。

 

流石に年寄りのお部屋だけはエアコンを付けていますが、他の若者たちは皆扇風機のみで過ごしています。

なにせ、田舎の家というのは無駄に部屋数が多く、全ての部屋にエアコンを付けようものなら経済的にもかなりピンチになります。

 

それにエアコンのある部屋から出た瞬間に湧き出す汗、そして襲ってくるけだるさがどうも苦手で・・・

そんな訳で長年、扇風機のみで凌いで来ておりました。

 

そして今回、白煙を出すまでに使い倒した「昭和の扇風機」に別れを告げ、新たに「冷風扇」を探した訳です。

 

「冷風機」それとも「冷風扇」どっちにしよう?

どうせ購入するなら、扇風機よりも少しは快適に過ごしたい・・・

そこで先ず迷ったのは、「冷風機」と「冷風扇」です。

違いが分からない方の為に、簡単に比較します。

  • 冷風機・・・エアコンのコンパクト版
  • 冷風扇・・・扇風機に濡れタオルを付けたもの

冷風機とは

冷風機のお値段は3万円~、エアコンのように冷たく心地良い風が出ます。

そして工事不要で手軽に持ち運び出来るのが、最大のメリットです。

エアコンの工事費は結構な額ですし、勝手に工事できない環境の方にも魅力的です。

 

但し大きな欠点が一つ、それは排熱の問題です。

エアコンの室外機にあたる構造が、セットになっている為、ものすごい温風が裏から出てきます。(ショップでも触ってみましたが想像以上の熱さです)

その為ダクトを付けて外に排出しないと、室温が逆にどんどん上昇します。

 

DIY上手なパパさんならその辺は問題ないのでしょうが、ご存知ダメパパにとっては少々ハードルが高すぎます。

ひとつのお部屋で使うならまだしも、移動を前提にすると結構面倒になりそうですね。ダクトも余り延長しすぎるのも良くないようです。

 

エアコンは、お部屋を密閉しますので、そのうち温度が下がれば賢く省エネしてくれます。

ところが冷風機はそんな利口ではないので、常にマックス状態。小さな割には電気代もそこそこかかります。

冷風扇とは

冷風扇のお値段は1万円前後。

子供の頃、扇風機の風に濡れタオルをかざして「あー涼しい!」なんて経験はありませんか?

構造は全く同じで、水を含ませたフィルターを通した風が流れてきますので、扇風機の風よりも若干涼しくなります。

電気代もさほど扇風機と変わりません。

 

この辺りでも、打ち水の習慣が今でも残っていますが、体感温度を下げるのに効果的です。

 

冷風扇のデメリットは、エアコンほど涼しくならない事。そして水を補充する手間と湿度の上昇です。

とは言っても、私の使用パターンで言うと、水の補充は一日一回も足しません。

湿度の上昇については全く体感できず、それにより不快と感じる事はないですね。

 

田舎では昼夜問わず、基本窓を開けておいた方が快適に過ごせます。

そんな環境なので私は冷風扇を購入しました。

 

「冷風扇」いろいろ探してみました。

私の場合、商品を購入する際は、とにかく製造メーカーを片っ端からピックアップする事と、それぞれの特徴などを調べます。

特に電化製品の場合は、発売日に始まり仕様全般(例えば消費電力・騒音・風量など)が数値でしっかりと公表されていない所は不安になります。

そして次に口コミなどの評判を見ていきますが、特に悪いコメントに着目します。

例えば今回の冷風扇についての悪い評判といえば、

  1. エアコンほど冷えない。
  2. 音がうるさくて眠れない。
  3. 風が扇風機の中くらいよりも弱い。
  4. 掃除がしにくい。

等が主な悪い評判として挙げられています。

エアコンほど冷えないのは当たり前で、もしかしたら探し方を間違えたのか、勘違いなさった方なのでしょう。

でも、それ以外の評判、特に音がうるさいとか風量が弱いなどは、無視できない気になるコメントですよね。

でも、相対的な比較が無いと感覚的な個人差かも知れませんので、先ほどのスペック(数字)が必要なのです。

 

そして丸一日かけて選び抜いた商品がこちらです。

株式会社イーバランス(E-BALANCE)
ROOMMATE
スリムタワー冷風扇 EB-RM13A

 

2017年春に発売された最新モデルです。

比較的高い商品ですが、それでも国産の扇風機に比べれば安い方ですね。

こちらの最大の特徴は、その風速にあります。

 

それではご紹介しましょう。

 

ROOMMATE EB-RM13A 実機レビュー

冷風扇の感想

先ずは到着。

大きな箱は2重になっていて、この中に一回り小さい箱があります。

他の商品の評判で、「梱包箱にそのまま送り状が付いていて、少し汚れもあり嫌でした」というレビューもあったので、そういう方には良いでしょう。

私は気になりませんが、中には箱にしまって片付ける方も見えるでしょうから。

 

中身は、見本画像をさんざん見ていたので特に新発見もありませんが、今どきのスリムタワー型でオシャレなデザインです。

 

はやる気持ちを抑え、取説をさっと斜め読みします。

そしてスイッチオン!

冷風扇の評判

 

するといきなり強烈な風が・・・

「オォー–」

ハッキリ言って想像以上の風に驚きます。

いきなり “強” からスタートするんですね・・・

風量は扇風機と同等じゃないでしょうか。

50センチ離れても風速3m/sの実力がありますので、激しく風が欲しい湯上りなどでも、これは快適です。

 

 

前日より、ペットボトルに冷やした水と、たくさんの氷を準備しておいたので、早速「冷風」にして試してみます。

EB-RM13A 水タンク

うーん、これは確かに微妙な感じですね。

変化は感じますが、急激な変化ではありません。

気持ち風が冷たく感じる程度です。

 

これくらいで納得される方と、満足できない方の分かれ目ですね・・・。

妻や子供の意見では、十分冷たく感じるという感想です。

 

基本的な構造が理解できている方は、おそらく満足されると思います。

(エアコンをイメージして見える方は、即返品でしょうけどね)

 

ちなみにポンプの音などは、余程耳を近づけないと聞こえてきません。 

寝る時も全く気になりませんでした。

 

タンクは4ℓ、取り外しも出来ますので掃除しやすいです。

タイマーは30分刻みで7.5時間までセット出来ますので、こちらも十分ですね。

 

リビングなどで家族でくつろぐ場合でも十分風は届きますし、個人でデスクワークする際はいつも1メートル以上離したところで「弱」で使用しています。

それでも今は十分涼しいです。

 

トータル評価としては大満足ですね。

唯一の欠点は、風が上下に動かないこと。

これは他のメーカーの冷風扇にも多かったのですが、床に寝転んだりすると風が来ません。

お布団では直接風が当たらないかも知れませんね。

必要な方は、上下のルーバーを自作して付けるのも良いかも知れません。

 

他には 特記するほどでもないですが、いつも「強」からスタートしているので、学習機能があるといいかな。

 

くどくど書きますが、エアコンをイメージされる方にはおすすめ出来ません。

普通の扇風機を探して見える方、そして窓を開けられるようなご家庭には、冷風扇おすすめですよ。

 

(記事を書いた時点ではアマゾン・楽天共になんと全店売り切れです・・・)

 

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