友人が鯛(たい)を釣ってきてくれました。
海釣りで大漁だったらしく、分けてもらいましたが結構なビッグサイズです。
うーん、そんないい趣味を持った友人がうらやましい!
早速、子供たちはお刺身をリクエスト。
私も、美味しいお酒を用意して、小学校以来触った記憶がない包丁を持っていざ出陣!
三枚におろせない私
いくら料理が出来ない私でも、「3枚おろし」と言う言葉くらいは知っています。
Webでざっと予習もしました。
- 鱗(うろこ)落とす。(鱗を落とす為の便利な道具があるんですね。鱗落としの場所を妻に聞いて何とかできました)
- 頭切断。(意外と固い。でも何とか切断)
- ハラワタを取って水洗い。(ここまではまずまずの出来。でも上手くいったのはここまで)
- いよいよ解体 。
あれあれ~ なにこれー。骨に身がぎっしり
巻き戻しする訳にもいかず、結局ぐちゃぐちゃな状態で解体ショーは終了。
結果、ほとんど食べるところがなくなってしまいました。
子供はマグロの中落の様なぐちゃぐちゃ刺身を食べ、私は骨をしゃぶりました。
期待が大きかった分、結果にショックの晩御飯でした。
しめるって何
後から友人に聞いたのですが、魚は釣った後「延髄斬り」で即死させ、血抜きも行うそうです。この手間をかけないと美味しく頂けないのです。
魚などによってもやり方が違うとか。
そんなに手間をかけてくれたのに、もったいないことしてごめんよ。
おまけ
最近買い物上手になった私は、スーパーでも「なめろう作るから3枚におろして」などと、かっこよく買い物できるようになりました。
でも、丸ごと買った方がもっとカッコイイですよね。
いつかは自分でさばきたい。なにごとも反復練習ですね。
出刃包丁ってどんなの?包丁の種類
皆さんは包丁の使い分けをしていますか?
我が家にあるのは、三徳包丁(さんとくぼうちょう)と呼ばれるいわゆる万能包丁と、四角い形の菜切り包丁です。
お店のお刺身の様に、本格的に魚をさばくのであれば、出刃包丁や刺身包丁(柳刃やたこ引などと言った細いタイプ)を使い分けてしっかりと練習した方が良いと、プロに言われました。
出刃包丁ってなんか刑事ドラマなどで良く聞きますが、どこの家庭にでもあるものではないのですね。
日本の有名な包丁の産地は堺(大阪)、三条(新潟)、土佐山田(高知)、武生(福井)、関(岐阜)などですね。
道具が良いと料理も楽しく上達します。
折角ですから、いいものを揃えたいですね。