皆さん「朴葉寿司」は食べたことありますか?
岐阜県から広まったこの料理は、今でも郷土料理として、初夏になると多くの家庭で作られています。
朴葉(ほおば・ほうば)は香りが良く、すしだけでなく、朴葉味噌や朴葉もちなどにして食べられます。
もちろん朴葉自体は食べる訳ではありませんが、食材に移った香りが何ともたまらないんです。
朴葉は大きくて殺菌効果もあり、また火にも強いこともあり古くからお皿の代わりにもなっていたそうです。
朴葉寿司といっても、各家庭で具材が違うんですよ。
錦糸玉子や椎茸を入れたり、アマゴの甘露煮を入れることもあります。
我が家の定番はやっぱり鱒ですね。シンプルですが鱒(マス)にはこだわっています。
半生の様なあの鱒が美味いんですよね!
甘くない味付けで、1升作りますが、あっという間になくなりますよ。
美味しい朴葉寿司の作り方(レシピ)
【材料】
- 米1升
- 朴葉 40枚ほど
- 鱒(マス)40切れほど
- みょうがたけ 好み
- 紅しょうが 2袋
- だし昆布 10㎝角
朴葉を準備しよう
朴葉(乾燥ではなく青葉)は水洗いした後、水気を切ります。
固く絞った布きんで両面を拭きます。葉脈に沿って破れないように拭きましょう。
葉の根元は切り落とします。
鱒(ます)を準備しよう
- 酢200g
- 砂糖160g
- 塩40g
鱒をバットに並べます。
上記の調味料を鍋に入れ火にかけて、熱いうちに鱒にかけます。
やばい・・・この時点で既に生唾が出てきます。
みょうがたけを準備しよう
- 酢100g
- 砂糖80g
- 塩40g
みょうがたけを輪切り(小口切り)にします。
上記の調味料を鍋に入れ火にかけて、みょうがたけを入れます。
酢飯を作ろう
- 酢200g
- 砂糖160g
- 塩40g
米はだし昆布を入れ少し硬めに炊きます。
上記を鍋に入れ火にかけて寿司酢を作ります。
寿司桶にご飯をふんわり移し、寿司酢をしゃもじに伝わせるように全体にかけ回します。
米はしゃもじで切るように混ぜます。
朴葉寿司を作ろう
朴葉に酢飯を載せ、鱒、紅しょうが、みょうがたけを載せて包みます。
手際よく、ご飯が熱いうちに作りましょう。
今回は37個出来ました。
朴葉寿司の完成
朴葉寿司の完成です。正味期限は3日ほどは大丈夫です。
でも心配しなくても次の日にはなくなっちゃいますけどね。
寿司を載せた部分が茶色くなった頃合いがベストな状態です。
(朴葉寿司は作った翌日が一番美味いです)
朴葉は最近でもあちこちの山で見かけますが、虫食い状態の葉が多いですね。
良質のものを集めるには、苦労します。
田舎のスーパーにあるものは問題ないでしょうが、ネットで購入する際は口コミにも注意しましょう。
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