以前、震災時に「懐中電灯に早変わりする電球」をご紹介しました。
これまで防災グッズとして懐中電灯は必須のアイテムでしたが、最近はスマホを持ち歩くようになったこともあり、めっきり出番が少なくなった気がします。
つい先日、大雨で停電になった時も、懐中電灯を持ちだすことは結局一度もありませんでした。その代わり役に立たのはランタンです。
ランタンのメリットは、両手が使えて空間全体を照らせること。
今回は、楽天さんより提供いただいた「LEDランタン」が気に入ったのでご紹介しましょう。
2色切替充電式LEDランタンレビュー
ジャストサイズのお手頃価格
昔のランタンをイメージしている方は、このコンパクトなサイズに驚くでしょう。
直径わずか8センチ。手のひらに軽く収まります。ミニマリストを目指す私にとって小型サイズはありがたいです。
乾電池の場合は、大きさと明るさ及び持続時間は比例関係にありました。その為、単一電池4本とか8本になるとどうしてもかなりの大きさ＆重量になりましたね。その点充電式のLEDの場合はコンパクトサイズでも十分な明るさを発揮します。
明るさ200ルーメン、8つの点灯モード付
明るさ200ルーメンと言ってもピンとこない方が多いことでしょう。試したところ8畳のお部屋で食事するのにも不自由ないくらいの明るさでした。
こちらのランタンには8種類の点灯モードがあります。
SOSモードなんてのは使う機会がないことを祈るのですが、昼白色（白い明り）と電球色（黄色い明り）が選べるのは嬉しいですね。作業などをする時には昼白色が便利ですが、ゆったりくつろぎたい時は電球色の方が落ち着きます。
防水で強力マグネット付き
更にこちらのランタンは防水構造ですので、屋外の使用でも安心です。キャンプなどのアウトドアにはもちろん、雨や雪の中での急な作業にも役立ちます。
フックがありどこにでもひっかけられますし、地味に便利なのは上部にマグネットが入っていること。
なにせ、重さが200グラムを切っていますので、自動車のボンネットの裏などにチョンと付けても落ちてきません。車載用として常備しておくのも良いかも知れませんよ。
いざと言う時モバイルバッテリーになる
充電時間は約3～4時間ほどで満充電になります。
USB端子はインプットの他にアウトプットも用意されています。つまりスマホなどへも充電可能という事です。5200mAhの充電バッテリーが内蔵されていますので、iPhoneでしたら2回以上充電することができます。
今や災害時に最も不安なのはスマホのバッテリー切れかも知れません。充電できる環境はいくつもあると心強いですね。
停電時にはLEDランタンが便利
私たちの世代にとって、ランタンと言えば「ガス」か「ガソリン（灯油）」を使ったものが一般でしたね～ 若い方はなじみがないかも知れませんが、キャンプなどでは活躍してましたし、もちろん停電時にも重宝してました。
ただどうしても取り扱いが面倒な代物でした。いえ、当時はそれほど面倒に感じていた訳ではありませんが、LED充電式ランタンの便利さを知ってしまうと、大きなランタンをわざわざ持ちだす機会が無くなりましたね。
今はガソリンの携行なども色々規制がありますし、実際火災や一酸化炭素中毒などのリスクもあります。値段も1万円前後と決して安くもない。
愛好家には今でも根強い人気はありますが、実用的にはLEDランタンがおすすめですよ。
ちなみにこちらの商品は、OEMなのかいろいろなメーカーから販売されています。微妙な外観の違いやモードの違いなどがありますが、調べたところこちらのショップが一番多機能でお値打ちでした。
あっ、あと全くの余談ですが、iPhoneのLEDライトって明るさ調整出来るって知ってました？長押しすると4段階に調整可能になるので知らない方はお試しあれ。
